「自閉症児と健常児の子育て」の目的
自閉症の子どもを持つお母さんたちに元気になってもらいたい、 また楽しく、たくましく(爆)子育てしてもらいたい。
子どもに障害がある、自閉症かもしれない、と感じたとき、また診断されたときの思い。
この子はどう育つんだろう、話せるんだろうか、勉強はできるんだろうか。
悩んで、悲観して、泣いて。いろんな思いが複雑に入り混じります。
自閉症の特徴を知りたいなら、もっとすばらしいサイトはたくさんあります。
(リンクのページでたくさん紹介しています♪)
でも、わたしにだからできることもあるんじゃないか、
元気に前向きに楽しく子育てすること。希望を持って育てられること。
だって、お母さんの笑顔が一番大事じゃないですか。
遊んであげるのも気が乗らないと苦痛でしょ?
わたしにできること。お母さんの心の部分。気の持ち方かな。
これを「自閉症児と健常児の子育て」から持ち帰ってください。
一人でも多くのお母さんたちが、一日も早く、 「悩んで、悲観して、泣いて」。この状態から助けてあげられたら。
これがうちのサイトの一番の目的です。
ほんとにね、楽しいですから(笑)
自閉症児の子育て、楽しくやってますか?
「自閉症児と健常児の子育て」の管理人・ちぴょです。大阪で子育て真っ最中。
我が家は男ばっかりの3人兄弟。毎日うるさいですわ・・・。いや、にぎやかですわ(笑)
母親になって9年。子どもに育てられる、ってほんまやなぁ、と最近よく感じます。子育てを通して、いろいろと感じさせられることもあり、また考えさせられることも多いです。自分のことだけではなくなりますからね。「分身」のことは、やはりいつも気がかり。
けいちゃんは高機能自閉症
うちの長男・けいは自閉症という障害を持っています。高機能自閉症。先天性の脳障害です。
暗い性格、って意味じゃないですよ!いつも楽しそうで、幸せそうです(笑)悩みなんて、なさそうです。うらやましい。
けいは小学3年生。地元の小学校に通っています。
自閉症と診断されたのが3歳でしたから、早いもので、もう6年の年月が過ぎました。今は当たり前のように自閉症を受け入れているわたしですが、こうなるまでは、それなりの時間が必要でした。多くのママ友だち、先生、子どもたちと出会い、そうした中で見方、捉え方を変えるとずいぶん楽になりました。・・・いや、かなりお気楽といえるでしょう。毎日楽しくやってます。
以前は自閉症を「克服」しようとしてました
今ではこんなわたしですが、「自閉症をなんとか『克服』させよう!!」と、特に小学校入学前にはずいぶん力を入れていました。小学校入学前に、普通学級でもやっていける力がついたら!という希望はけっこう強かったかも(笑)欲望と言っていいかも(爆)
けいの性質を認めてなかったわけではないけれど、「これが普通、これが常識」ということを、わたしの観点でしか見てなかったんですね。けいにとっての幸せは、わたしとは、また違う。「普通」って何?こう考えるようになって、はじめてけいの自閉症の特性を「個性」として受け入れてあげることができたように感じます。けいが通所施設(今川学園キンダーハイム)に通っていたころ、SMAPの「世界に一つだけの花」が流行りました。みんな違っていて当たり前。けいも言ってました。
「みんなちがって、みんないい」
って。・・・NHK教育テレビの「にほんごであそぼ」からの受け売り(爆)
でも、ほんとうにみんなが違っていて当たり前だと思いませんか?けいは自閉症ですから、もちろん健常児のお子さんと違う面はたくさんあります。でも、健常児でもそれは同じことですよね。運動ができる子、優しい子、勉強ができる子、いじわるな子、乱暴な子、・・・良くも悪くも違うわけです。自閉症であることで、健常のお子さんに比べたら心配なことも多いんですが、健常のお子さんを持つ親にしても、同じように我が子のことは心配されるでしょう。
わたしもけいより、健常児の次男のほうが気になる面もたくさんあります。それは、彼が考えていることが、なんとなくわたしにもわかるからでしょうね。けいの「自閉症的考え方」は、わたしの経験的な理解の域を超えていますから、たとえば、けいが一人ぼっちでいても、けいにとってはそれが楽しいなら、友だちがほしいと感じるようになるまでそれでいいよ、と自然とい思えるようになりました。次男が一人ぼっちでいたら心配なことでも、けいには「心ゆくまで楽しんで」。わたしが幸せに感じることでも、それをけいに押し付けることはしない・・・。
ただ、学校生活の中で「みんなといっしょにしないといけない」ことも必ず出てきます。けいにとっていやなこともあるでしょうが、それは躾として、生活の基本として学んでいかないといけないことですので、がんばってもらっています。「自由」と「自分勝手」の区別は、自閉症児でも覚えていかないと、自閉症でない人のほうが断然多い社会で生活していくのは大変ですから。
「けいは自閉症である、でも他の子にはできないようなすごい記憶力を持っている、それはけいが自閉症だからである(自閉症の特性の一つに「視覚優位」と言い、目で見て覚える能力が優れている点が挙げられますが、けいはその能力がかなり抜きん出ています)」と、プラス方向でも認めてあげれるようになりました。
自閉症であるが故にできない、むずかしいことも多いですが、逆に健常児よりもできること、得意なことも、同じように多くあるのです。けいは自閉症であるからといって、不幸だとは感じていないでしょう。ですから、わたしもけいが自閉症だからかわいそうだとは思いません。
けいは自閉症、でも毎日幸せに、楽しく過ごしてます。「わたしたちといっしょに○○できなくてかわいそう」と感じてしまうかもしれませんが、けいはこれっぽっちもそのように思っていませんので(笑)けいが「○○できるようになりたい!」と感じたときにできなかったら、かわいそう、助けてあげよう!と、できるように援助していただけるとうれしいですね。
できないことを叱るより、得意なことを伸ばしてあげる子育て
今のわたしは、けいはもちろんですけど次男・りんも三男・ともも、その子なりのことができればいいと思っています。お勉強にしろ、できるに越したことはもちろんないですが、わたしも含め、できることできないこと、得手・不得手は必ずあります。できるように努力することはもちろんすべきですが、それより彼らにできることを多く伸ばせてあげれたらと考えています。わたし自身もも自分の好きなことをやる、またその能力を伸ばせるほうが楽しいですから。
障害児学級や養護学校は、どうしてもマイナーなイメージがついてますが(笑)いや〜、ふつうの親ですよ。キンダーハイムでのママ友も、みんなおもろい子(いくつやねん!・・・って突っ込みはなしで・・・爆)でしたよ。今も仲良しです。今の学校のママ友も、おもろい子ばっかりですけど、両者に特に違いはない、あたりまえですけど〜。でもまぁ、健常児のママさんたちは、どう話しかけたらいいのかわからずに、遠くから見ていらっしゃることもあるかもしれません。だったら、こっちからどんどん話しかけて、輪に入っていってくださいね。ますます、日常が楽しくなりますよ。毎日、おもろい話が聞けます(笑)
度を越した?お気楽な(言い方を変えるといいかげん?)親ですけど、毎日よく笑い、まぁ、叱りもして楽しくやってます。どうぞ、末永くお付き合いください。
なお、このサイトの自閉症に関する記載は、けいに該当することを中心に書かれています。けいができたこと、できないこと、得意なことを書いていますが、健常児と同じく、自閉症の子供にも、もちろん個性があります。あくまでも「けいに関すること」と捉えていただき、参考にしていただければと思います。そして、便宜上、自閉症のけいちゃんと区別する意味で「健常児」ということばを使用しています。健常って何やねん、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、「世間一般にはふつうと思われてる子」と解釈してください。管理人は、言葉の使い方の議論はあまり好きでないので、このへんはご容赦願います。
自閉症児と健常児の子育て 管理人・ちぴょ


