自閉症の特徴(3)言葉の理解の遅れ〜自閉症児と健常児の子育て

自閉症児の言葉の発達の理解・遅れは差はあるものの、必ずあります。ただ、知的に遅れがなく、自閉症の特徴を持ったアスペルガー症候群(集団行動は苦手、コミュニケーションが取りづらい、独特の言い回し、言葉通りに受け取り、暗黙の了解を理解できない、など)は、言葉の遅れは「ほぼ」ない、と言えます。個性として受け入れられる場合も多く、親もアスペルガー症候群だと気づいていない方も多いのではないでしょうか。

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3歳すぎになって、いくつかの単語が言えるようになるのは比較的経過がよい部類。多くはもっとあとの年齢になって、いくつかの単語や語句が言えるようになるか、または一生言葉が出ないこともあります。この、「言葉が一生でない人がいる」というのは、けいが自閉症を告げられてすぐに冊子で読んだんですけど、相当なショックを受けてしまいました。かわいい盛りに、自閉症児の親は、こんなつらい現実をつきつけられていたんだ・・・。

言葉の発達は発語開始が早いほうが良好ですが、イントネーションの違いや甲高い声、オウム返しなどの特徴が長期間残ります。けいはまだ残っています。特にイントネーションとオウム返し。オウム返しは、聞かれたことが理解できなかったときです。

けいの初語は3歳8ヶ月でした。しまじろうのビデオは大好きだったのでよく見ていたのですが、その中の「やま」「かわ」がまず言えました。まるで、スパイの暗号のようです(笑)そして、はじめて「かあちゃん」と言えたのが、3歳11ヶ月。お誕生日直前でした。耳を疑いましたね〜。「え、けいちゃん、今なんて言うた?かあちゃん、って言うた?」って聞き返してしまいましたよ。そのころはまだ発音も不明瞭で、「み」と言ってるつもりでも、「に」になっていました。一年くらいで発音はきれいになりましたが、イントネーションは未だに奇妙なことも多いです。

言葉を獲得すると、わからないことを質問してくることもあり(かんたんな要求ですが、「○○(漢字)書くの(書いて)」など)、本人も(たぶん、ね)、わたしもかなり楽になりました。

ちなみに訓練は、神奈川のスーケンというところで一年半ほどお世話になりました。静岡と京都に、出張で訓練に来られていました。3〜4歳という、ふつうでも成長が著しい時期なだけに、通っていた療育施設の先生も「スーケンの訓練をやっていたから伸びたとは確信できない」と言っていましたが、わたしはやっていてよかったと思います。なにより、けいが好きでやってたので!好きなこと、興味あることはわたしでも楽しいですし、スキルも上がるでしょう。けいも好きだから、伸びたのかもしれませんね。今でも、先生の本は「けいの」愛読書ですよ。難点は料金が高いことですね。

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