自閉症の特徴(2)パニック〜自閉症児と健常児の子育て

自閉症児はストレスの発散方法がうまくコントロールできないために、内にためてしまいます。そしてためこんだストレスがパニックとなって爆発します。健常児なら八つ当たりしたり、けんかをしたり・・・など、そのストレスを外に向けて発散できますが、自閉症児はそれらの方法をとることが困難です。

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パニックとは、自分の髪の毛を引っ張ったり、手の甲を噛んだり、床や壁に頭を打ちつける自傷行為、他人に噛みついたりする他傷行為などがあります。

パニックを起こす原因としては、同一性保持を好むため、スケジュールが変更したり、いつもと違う道を通ったりする、ものがいつもと違う場所においてある、などが挙げられます。事前に知らされていないことは、自閉症児にとって大きな不安を招くようです。

けいは幼少期からパニックで困ることは特にありませんでした。今でも、不満があるときはよく泣いています。ふつうから見れば、泣くほどのことではないので、やはりこれはけいにとっては、パニックなんでしょう。弟にパソコンのマウスを奪われたときは、「けいちゃん、やさしすぎ〜(これはわたしがよく言うので覚えました)」って、泣きながら言いにきます。さらに、「けいちゃん、えらいね〜」と、ほめるように要求してきます(爆)!また、好きな場所から離れたくない!もっといたい!(たいがいエレベーターです笑)というときも、言葉でうまく表現できないので、けいちゃん流パニックの泣き落としで対抗します。

ストレス、という意味では爪噛み、最近は鉛筆を噛むくせが出てきました。長年続いた指吸いが、1年生の3学期に「そういえば、最近やってへんな」と思ってる間になくなりました。爪も鉛筆も、もっとストレスをうまく発散できるようになれば、なくなっていくのかもしれません。

言葉で意思疎通する力が、少しずつついてきたことも、関係あるように思います。不満があれば稚拙な言葉ですが、こちらに伝えるような努力はするようになってきています。言葉の獲得がまだの方も、絵カードなどでうまく意思が伝えられるようになると、多少なりともパニックの回数は減るように思います。けいの言葉が増えてきて、ストレス発散が少しうまくなってきたな、と感じるところからの想像ですが・・・

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